東京ガスTES給湯器エラー543の原因と修理金額

東京ガスTES給湯器が壊れた!
リモコンからファンワンワンと音がしてランプが点滅!
いつもは時計の表示なのに、543という番号が点滅してる。
ど・・・どうしよう。

心配する気持ちはわかりますが、まずは落ち着きましょう。
危ないとかガス漏れするとか、エラー543でそのようなことはありませんからね。

とはいえエラー543の内容は「大量水漏れ」というエラー番号です。最悪の場合を考えると、水が漏れている可能性を排除できません。待ってください。まずは落ち着いてください。よろしいでしょうか。ですので、この記事を最後まで読んでみてからライフバルなどのガス会社へ連絡するかどうか判断してください。

エラー543は大量水漏れの可能性ありですが、お湯(水道管)の系統の漏れではありません。マンションにお住まいの方でも今すぐに下の階へ漏れだす可能性は限りなく低いです。でもマンションって集合住宅ですからね。万が一を考えて、とりあえずライフバルなどのガス会社へ連絡しておくといいでしょう。

さてエラー543の内容が水漏れで、しかし給湯(水道管)の系統の漏れではないというところまで理解できたと思います。そうです。エラー543は暖房系統の漏れなんです。床暖房とか風呂のバス乾燥器の配管系統ですね。
「床暖から漏れてるなんて下の家に漏れるから大変じゃないか!」
そう思われるかも知れませんが落ち着いてください。理由を説明します。

まず暖房に使うお湯がどのような動きをしているのかを解説しますね。
床暖房などに使用しているお湯は、給湯器の内部に設置されているタンクに1.5~2リットルくらい溜まっている水を温めて使います。お水は温度が上がると蒸発していきますので、タンクの中の水は少しずつ減っていきます。お水がなくなると、機器に設置されている自動給水装置が作動してタンクにお水を自動的に注水します。暖房水はこのサイクルで床暖房やバス乾燥器などの暖房設備を動かすために働いているんです。

エラー543が出るタイミングは、タンクの中のお水が満タンになった時から24時間以内に水がなくなった場合です。24時間で約2リットルですから、仮に床暖の配管で漏れたとしても下の家まで到達することは考えにくいです。そもそも東京ガスの床暖房に使っている配管って特殊な材質を使用しているので、よっぽどフローリングに釘打ちをしたとか、床に穴が空くほどの衝撃を加えない限り破裂することはないと言っても過言ではありません。

じゃあ機械の内部で水漏れがあるのか?ということになりますよね。これは実際に漏れている場合はありますし、漏れてない場合もあります。漏れている場合はガス会社の専門家が見ればほとんどすぐに分かるでしょう。漏れてない場合は、機器内部のタンクにお水を補給するための自動水補給装置が壊れているのかも知れません。自動水補給装置が固まったとか詰まっているとか、なんらかの故障でお水を足さなくなってしまっています。

ここで給湯器の自動水補給装置がどんな動きをするのか知っておくと理解が早いと思うので解説しますね。
暖房水はタンク内のお水が無くなると自動的に水が足されるような仕組みなのですが、機器内にあるコンピューター(基板)が「水を足せ」と命令しているにも関わらず、故障で固まってしまった自動水補給装置は言うことを聞きません。水を足してないのです。でもコンピューター側は命令している訳ですから、水を足していると思っています。なのにいつまで経ってもタンクが満タンにならない。これは大量に水漏れをおこしているからだ、と判断する訳です。このような流れでエラー543(大量水漏れ)という番号を表示します。コンピューターが勘違いをしている状態といっても良いでしょう。逆に言うと、しっかりとエラーを表示してくれているので、正常に動作しているということで安心できますよね。
ですので、落ち着いてライフバルなどのガス会社へ連絡して修理してもらいましょう。修理金額はケースバイケースですが、1万5千円からというところでしょうか。水漏れしている部品によっては高いと5万、6万、場合によってはもっと高額になるケースも稀にあるようです。ライフバルの場合は事前に修理箇所と概算費用の説明がある筈ですので、担当者に聞いてみましょう。

エラー543で注意しなければならないのは、電気関係にちょっと詳しいけど専門家ほどではないというレベルの人がやってしまう行為です。それは何かというと、家の電源(ブレーカー)をわざと落としてリセットしてしまう。詳しくは書きませんがやめておいた方が無難ですよ。